みなさま

クリスマスおめでとうございます。
マタイの福音は、星に導かれてやってきた東方の三人の博士たちを描いています。
彼らは、希望という星に導かれてイエスさまを探しだしました。

希望の星、それは夜空に輝く星のようなもの。
星が必要なのは夜です。星は夜の暗闇に輝いているから、小さなほのかな星の光が輝くのです。
弱さや小さな人々の中に、困難や苦しい出来事の中に輝く星のまたたきに注意深くありましょう。

今年の星は、わたしを沖縄に導いてくださいました。戦争70年経つ今もその痛みを抱えながら、基地問題を巡る分裂の中で、粘り強く対話を続ける沖縄の人々、困難があってもあきらめず、日々小さな努力を積み重ねることの重要性を多くの出会いを通して学んできました。
同じ星が今夜もわたしたちを沖縄に導いてくれているようです。

援助マリア修道会  杉原法子

クリスマスメッセージ